しかし、インターネットやパソコン通信には、デマ情報やジャンクメールなどの迷惑情報も後を絶たない。クレジットカード情報の盗聴やデータの破壊、改ざんなど外部からの不正な侵入への対策も必要である。特にインターネットでは管理者がおらず、全世界に開かれたネットワークであるため、インターネットとプライベートネットワークとの間にファイアーウォールと呼ばれる情報の制御機能が設けられている。また通信者間で情報そのものを暗号化する、秘密鍵や公開鍵方式も用いられるようになった。イントラネットでも、ネットワークOSやWWWサーバによるパスワード方式、インターネット標準の公開鍵方式など特定の利用者だけが接続できる仕組みが発表されている。